全国に介護施設や在宅診療クリニックを展開する一般財団法人日本医療輸出協力機構様のネットde会計の利用方法を紹介

2013.11.8 一般社団法人日本医療輸出協力機構(JMEC)様

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医療業界にもクラウドの波ー設備投資0円、複数の拠点で会計データをリアルタイムに共有できる仕組みを構築。

JMECロゴ:日本の利用を世界へ

「日本における医療福祉の一層の充実」とともに「海外へ向けての医療技術や情報の発信及び展開」を目的として2011年に設立された「一般財団法人 日本医療輸出協力機構」、通称「JMEC」。医療機関と介護施設の連携、在宅診療、海外からの研修生受け入れなど、多様な医療分野で積極的な事業展開をされています。
そのような中2013年4月、顧問会計士の勧めで、それまで経理業務に使用されていたパッケージ型の会計ソフトをクラウド型の「ネットde会計」に変更されました。

パッケージ型の会計ソフトに感じられていた課題とは何だったのでしょうか。また、医療という一見保守的とも思える業界でクラウド型の会計ソフトを導入するのに抵抗はなかったのでしょうか。理事の野津様、経理担当の佐藤様、顧問会計士の峯尾様にお話を伺いました。

導入背景

本部、介護施設、顧問会計士―複数の拠点で、会計データをリアルタイムに共有できる体制を。

まずはJMEC様の事業内容についてお聞かせいただけますでしょうか。
野津氏:
医療度の高い入居者が多い、看護師が常駐する介護施設を2か所運営しており、関連施設として在宅診療を中心としたクリニックが5か所あります。現在JMECの職員はパートの方を含めて約60名、関連のクリニックを含めると100名以上の組織です。医療・介護・在宅診療が連携することで、病気の早期発見、早期治療、医療費の削減、といった医療福祉の向上に取り組んでいます。また、海外の医療水準の低い地域への医師の派遣や、海外からの医療従事者の研修受け入れも行っています。
今後の医療福祉制度の在り方として、ロールモデルとなりそうな取組みですね。
どのような理念に支えられているのでしょうか。
理事 野津様
野津氏:
日本の医療費は縮小傾向にあります。代表理事の前田は、医師の立場から現場での医療費削減を推進し、医療サービスを受ける側に対しても早期受診による早期発見、早期治療による費用の圧縮を呼びかけてきましたが、現場での呼びかけだけでなく、実効的な枠組みの構築が必要との思いに至り、JMECを設立しました。
また、高い医療技術をもつ日本の医師たちにとって、海外からの研修生、医療水準の低い地域への教育・支援は、モチベーションの向上につながります。一方、日本での就業を希望する外国人は、語学レベルなど医療・福祉機関側の厳しい採用基準に阻まれなかなか受け入れられないのが現状ですが、私どもの施設では必要以上の基準を課してはおらず、カルテは英語で記述できればOKなど、研修から就業まで柔軟な受け入れ態勢でおります。実際に就業していただいている方もおりますが、問題は起きておらず、むしろお互いに良い刺激となっています。
そのように積極的な事業展開をされる中で、会計についてはどのような課題があったのでしょうか。
野津氏:
2013年の1月に運営する介護施設が増え、2か所になりました。それまでは1か所だけだったので本部で経理を行っていましたが、今後も増えることを考えると、各施設で発生した取引は各施設で入力してもらい、そのデータを本部がチェックし、施設別の収支をきちんと把握できる体制が必要だと考えました。また、顧問会計士の峯尾先生にもリアルタイムで 共有できると良いなと。となると、それまで使用していたパッケージ型の会計ソフトではコスト面から実現が難しいことがわかりました。

導入の決め手

決め手はズバリ、価格。100万円以上の設備投資費用が0円に。

では、ネットde会計導入の一番の決め手は価格ですか。
石井・峯尾合同会計事務所 峯尾様
野津氏・峯尾氏:
はい、一番は価格ですね。
峯尾氏:
まずは、これまで使用していたパッケージ型会計ソフトのまま、複数の拠点で使えるようにできないか検討をしました。その場合、専用のサーバーを設置して、ネットワーク環境を構築するために専用線を引いて・・・と、設備投資だけで100万円以上必要だったんです。さらに会計ソフトの費用は別で、ネットワーク環境の保守費用も毎月かかるとなると。
野津氏:
予算は年額で10~20万円以内を考えていたので、全く話にならなかったです。どうしよう、と思っていた時に、峯尾先生がネットde会計を紹介してくださったんです。年額42,000円、これだけ。専用の設備も保守費用もなしに、複数の拠点で使えて、峯尾先生ともリアルタイムに会計データを共有できる。これだな、と。
峯尾先生はネットde会計をどのように見つけてくださったのですか。
峯尾氏:
たまたま知人の会計士との会話の中で知りました。それまでクラウド型の会計ソフトがあるなんて知りませんでした。複数の拠点で使いたい会社には特にメリットありますよね。もっと宣伝すれば良いのに(笑)。

ありがとうございます(笑)がんばります。

使用された感想

「メニューも帳票も見やすいです。」長年の経理経験者も好むインターフェース。

佐藤様は長年経理を経験されてきたと伺いました。ネットde会計を使用されてみていかがですか。
佐藤様

総勘定元帳
佐藤氏:
使いやすいです。前使用していたパッケージ型ソフトからの移行作業で操作に慣れたというのもありますが、メニューのアイコンのおかげでどこにどんな機能があるのかがわかりやすいですね。
それから、ちょっとこの2つの帳票を見比べてみてください。他社のパッケージ型ソフトから出力したものと、ネットde会計から出力したものです。ネットde会計の方が見やすいでしょう?文字や枠の線がはっきりしている。私もExcelなどで書類を作成する際は、見やすいように同じような字体を使っています。
また、要望はいくつかありまして、科目別の残高明細や固定資産台帳の機能をもっと充実させてほしいなと思います。
峯尾先生はいかがですか。
峯尾氏:
やはりこちらに来なくても見られるのは良いですね。
野津氏:
先生、事務所遠いですからね(笑)。
峯尾氏:
そう(笑)。インターネット環境さえあれば同じ画面で同じ会計データを見られるわけですから。あとは、経営分析の機能がもっと充実すると良いかなと思いますね。

お褒めいただきうれしいです。ご要望は社内に報告し、今後の課題とさせていただきます。

今後の展開

医療業界にもクラウドの波-医療、介護、電子カルテがシームレスに連携する時代に向けて。

そもそも、クラウドを利用することに抵抗はなかったのでしょうか。
運営する介護施設は医療機関と密に連携
野津氏:
代表の前田はクラウド大好きなんです(笑)。
医療業界にはまだまだ様々な問題が山積しています。例えばカルテ。医療施設と介護施設の間はもちろん、医療施設同士であってもカルテがシームレスに共有されていない。紹介状を書いてもらうだけで時間とお金がかかるのはご存じのとおりですが、医療業界全体で考えると、どれほどの時間と費用がかかっていることか。その分早期発見、早期治療が遠のいているわけです。
関連の医療施設には電子カルテの導入を進めるなど、病院・介護施設・在宅診療・海外医療への貢献と、4つの医療・福祉分野が有機的に連携した体制を構築しつつあります。クラウドは、日本の医療福祉制度をより良いものにしていくための一つの手段になり得ると思います。
今後の医療福祉制度に期待が持てる革新的な取組み、素晴らしいです。
野津氏:
今後も介護施設は増えていく予定ですので、各施設との会計データの共有に、ネットde会計を有効活用していきたいです。

野津様、佐藤様、峯尾様、貴重なお話、ありがとうございました!

パイプドビッツ担当者からのコメント

日本のみならず、世界の医療福祉の発展・向上に貢献するという並々ならぬ情熱に、まず圧倒されました。非常に革新的かつ柔軟なJMEC様の取組みからは、医療福祉の明るい未来が想像できました。
そんなJMEC様の事業運営に、ネットde会計も貢献できることを大変光栄に思います。今後もより多くの事業者様にご利用いただけるよう、今回いただいたご意見・ご要望も今後のサービス品質の向上に生かしてまいります。

CUSTOMER DATA

組織名一般財団法人 日本医療輸出協力機構
代表者代表理事 前田清貴
所在地東京都港区西新橋1-5-9 TSビル5F
事業内容医療に関する教育、調査及び研究
医療経営に関する各種コンサルティング活動
国外の医療に関する総合的な支援活動
健康増進に関する物品販売活動
介護施設等の運営管理に関する活動
医療福祉施設等の不動産管理に関する活動
前各号に付随する一切の活動
Webサイトhttp://jmec.org/

PARTNER DATA

組織名石井・峯尾合同会計事務所
所在地神奈川県横須賀市不入斗町3-55-1
Webサイトhttp://www.mineo-af.com/
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